鮴崎金毘羅宮のほぼ枯れているヤマモモの伐採を、鮴崎区様からご依頼いただき、5月に行いました。ヤマモモは常緑樹ですが葉っぱがほとんどありませんでした。
お宮とヤマモモは地上30mくらい、階段を2~3分ほど登った見晴らしのいい場所にありました。道具を持って上まで上がるとさらに時間もかかり脚も疲れ、上に着いたらまずは小休止です。忘れ物をしないようにいつも以上に入念にチェックした甲斐あり、余計な往復なしで済みました。
下の枝から順に切って降ろし、一番上の枝を切り降ろしたら、今度は幹を上から順に切り降ろしました。お宮だけでなく電線や鳥居に灯篭なども真下にありましたが、無事に伐採できました。目の前の鮴崎港に高速艇が入ってきたので、木の上から写真をパチリ。高速艇は港に近づくと「ポー」とのどかな汽笛を鳴らすのですが、島外から帰ってきて聴くと「島に帰ってきたなあ」と感じます。自宅そばにも一貫目港があり、汽笛の音で時間がわかったりします。
さあ次は搬出ですが、木を持って階段を下りるのは大変なので、ロープウェーのように吊って降ろすことにしました。(スピードラインといいます。)もしうまくいかなかったら階段を何度も往復して運ぶという試練が待っているので少し緊張しました。(笑)
木の幹と軽トラックとをロープでつないで、そこに切った枝や幹をぶら下げ、さらにもう一本のロープで吊ってブレーキをかけながらゆっくりと降ろしました。時間は思った以上に掛かりましたが、計画通り降ろすことができて一安心です。
お客様にも喜んでいただけてよかったです。
ご依頼ありがとうございました!