お寺の枯木伐採@大崎上島町沖浦

大崎上島町、沖浦の圓妙寺さんにて枯木の伐採。
完全に枯れていて、万が一根元から倒れたら大事故になるのでワイヤー2本で支えてから伐採開始しました。
(施工は2023年9月。一年以上ぶりの投稿です。なんという筆不精でしょう。)

登って作業していると、枝先はかなり枯れこんでいて、腕くらいの太さの枝が何本か振動で折れて落ちました。

倒しても何も当たらない長さまで切り詰めて、

手動ウインチで山側に引き起こして伐倒しました。

チェンソーのバーの長さが50cmで幹の太さより短く、根元は急斜面で幹の奥にまわって切るのは大変なので、縦にも切れ目を入れて途中こんな形になりました。
90cmくらいのチェンソーがあると楽なのですが、憧れの軽量ハイパワーのスチールMS500iは30万円くらいするのでもったいなくて買えません。(笑)


今回は枝をロープウェーのように降ろすためのロープを固定するための立木がいい位置になかったので、地面に打ち込むアンカーを使いました。

ダックビル・アースアンカー EA-68 というものを使いました。
許容支持力は標準土壌で約500kgとあり、実際に枝や幹を流して張力がかかっても抜けることなくとても役立ちました。
興味ある方には、日本ランテックさんのページに商品説明とECショップへのリンクがあります。

スダジイの伐採@南房総

2022年12月、今回は千葉県南房総市へ出張してまいりました。めぐりわツリーサービスもついに関東にまでその名を轟かせるように!?
実はお友達といいますかツリークライミングを教えていただいた大先輩、心の兄貴姉御からご依頼をいただいたのです。お二人は「オーガズミック・ダイエット」という美味しく健康になれる食事法を実践し、アマゾンで本も出版されています。呼んでいただいた上に食事まで一緒に御馳走になりまして、上の写真はそのうちの一つ、なんと約333グラムのハンバーグ2つとフルーツ盛り合わせ。毎日美味しくお腹いっぱいで消化も良くパーフェクト、まさにオーガズミックです。食事内容はまたのちほど紹介させていただきます。

“スダジイの伐採@南房総” の続きを読む

家屋横のスギなどの伐採@今治市大三島町

大三島へは、ときどきご依頼をいただいて仕事に行っているのですが、初のブログ投稿です。(筆不精な山木です。)

ちなみに大三島へは、大崎上島の木江天満港からカーフェリーで15分くらいで渡れます。大三島ブルーラインが「今治ー宗方(大三島)ー木江」間を1日に6便ほど運航しています。(この船がないと大三島へは本州か四国からしまなみ海道を渡って行かないといけません。)
近いので家族でもときどき遊びに行っていますが、大山祇(おおやまずみ)神社のクスノキの巨木たちは見ごたえがあります。境内で一番目立つ樹齢2600年の「乎知命(おちのみこと)御手植の楠」はもちろん、周囲に生えている高さ30mくらいありそうな樹勢のいいクスノキも大迫力です。神社から出てさらに奥に5~10分位歩くと、となりのトトロに出てきそうな幹の空洞の中を歩ける「生樹の御門」もあります。樹齢3000年らしいですが、元気そうな枝葉もついていました。

さて本題ですが、2022年1月に大三島町宗方でご近所の方からご紹介をいただき、家屋横のスギなどの伐採を行ないました。

ご依頼主さまの家屋、隣の建物、そして柑橘の樹に囲まれている、車の入れない場所に生えていました。
伐採木の処分もしたのですが、ご近所の方のご好意で近くに車を停めさせていただけたのでとても助かりました。

作業中の写真を撮っておらず、いきなり完了写真です。

今回も無事完了することができました。
ご依頼ならびにご紹介ありがとうございました!

家屋上空急斜面の支障木伐採@大崎上島町

大崎上島町役場様から、家屋横の急斜面から生えているクヌギの伐採のご依頼をいただき、2021年末に施工しました。根元が地上から10mくらいで、下には家屋と通信線や電線があり、ツタも多く絡んでいてなかなか手ごわそうです。

“家屋上空急斜面の支障木伐採@大崎上島町” の続きを読む

倒す場所のないヒノキの伐採(竹原市)

お屋敷とお墓と電線と手すりとブロック塀に囲まれて、根元からは切り倒すことができないヒノキ約10本の伐採を5月に竹原市で行いました。クレーンなども入れず、倒れる前に何とかしたいがどうしようかと思案されていたお客様も、当方の特殊伐採のチラシをご覧になったときに「まさにウチにぴったりだ!」と思われたそうです。

左の建物の奥に伐採するヒノキが生えています
“倒す場所のないヒノキの伐採(竹原市)” の続きを読む

特殊伐採:斜面の枯損木など その1

秋から色々バタバタしていましたが、2019年の決算と確定申告の準備もでき、久々の投稿です。
12月から1月にかけて、少しスリルのある、とてもやりがいのある伐採のご依頼をいただきました。

屋根にかかっている枝を、屋根に当たらないように短く吊り切りするために、なるべく先まで渡っていきます。リムウォークというそうですが、日本語だと「枝歩き」でしょうか。英語にするとなんだかカッコいいですね。

“特殊伐採:斜面の枯損木など その1” の続きを読む

特殊伐採と庭木の整理

4月に高さ9mのカシノキの特殊伐採、庭木と竹藪の伐採、剪定のご依頼をいただきました。
かなり伸びすぎてしまい森のようです。

施工前 1/5
施工前 2/5
施工前 3/5
施工前 4/5 裏側より 中央の樫が屋根に掛かっていました
施工前 5/5

上下の写真で施工前後の違いを比較できます。左右にスライドしてご覧ください。

施工後 1/5
施工後 2/5
施工後 3/5
施工後 4/5
施工後 5/5
“特殊伐採と庭木の整理” の続きを読む

特殊伐採:20メートル超えのムクノキ剪定

樹高約25メートルのムクノキと15メートルのヤブニッケイから、納屋とお墓に大量の落ち葉や木の実が落ちてくるとのことで、上空で枝を剪定しました。

施工前 納屋の裏にムクノキがそびえ立っています

今までのご依頼の中で一番大きい木で、ワクワク感が止まりません。ざっと見積もって、切り下ろす枝の合計重量が1トンを軽く超えます。下から見ていると、「あそこに登ってこことあそこをズバズバっと切って吊り下ろして、最短3日かな」なんて考えたのですが、始めてみると甘かったです。(笑) 枝にツルが絡まっていたり、枝どうしが重なっていたりして、予想以上に手間や小分けに切り下ろす回数が多くなりました。何より20メートルも昇ると下から見るより枝が太いですね。吊り下ろすときは絶対に引っかからないように慎重に作業しました。それでも一度だけ、吊り下ろす枝と隣の枝が絡みついたツルで繋がっていて、隣の枝をへし折って下りてきました。ヒヤリとしましたが一つ学習しましたので次に生かせます。林業現場人Vol.19を読むと、枝が何かに引っかかっていて危険な個所を「ウィドウ(未亡人)メーカー」というようです。

“特殊伐採:20メートル超えのムクノキ剪定” の続きを読む