お屋敷とお墓と電線と手すりとブロック塀に囲まれて、根元からは切り倒すことができないヒノキ約10本の伐採を5月に竹原市で行いました。クレーンなども入れず、倒れる前に何とかしたいがどうしようかと思案されていたお客様も、当方の特殊伐採のチラシをご覧になったときに「まさにウチにぴったりだ!」と思われたそうです。
“倒す場所のないヒノキの伐採(竹原市)” の続きを読むアンコウフックで一発アンカーセット@大島(宮窪町_今治市)
枝が混み入った箇所や、周囲の灌木の枝などが障害になる場面でも、スローラインを一発で枝股(クロッチ)に掛けられる「アンコウフック」を、2020年10月に導入しました。
スローウェイトを投げるのではなく、伸縮ロッドを利用して枝股まで持ち上げて掛けるための道具です。
この素晴らしい道具の使用風景を先日やっと撮影しましたので、紹介してみます。
① スローラインをアンコウフックの頂点のシャックルに通します。
“アンコウフックで一発アンカーセット@大島(宮窪町_今治市)” の続きを読む高圧線上での特殊伐採
高圧電線のすぐそばで、土砂災害の恐れがある急傾斜から生えている支障木の特殊伐採を2月に行いました。2020年7月に伐採した現場のすぐ近くです。写真3枚目右奥の白い新しい擁壁が2018年豪雨で崩れたところです。
“高圧線上での特殊伐採” の続きを読む土砂災害対策の伐採
2018年の豪雨で今回の木の横で土砂崩れが起き、そのときは倒れなかったのですが、また大雨で民家に被害がでる前に伐採して法面の補強工事をしなければならないということで、建設会社様から伐採のご依頼をいただき、7月に施工しました。
擁壁の上、地上4メートル付近から立派にそびえ立っていました。
イチョウの枝打ち
神社の入口にそびえたつ大きなイチョウの木の枝打ちです。
家に当たりそうな枝を切ってほしいというご依頼をいただきました。
幹が直立しているところまでで15mほどでしょうか。胸元の直径は120センチほどあります。
柿の木伐採@竹原市
特殊伐採:斜面の枯損木など その1
秋から色々バタバタしていましたが、2019年の決算と確定申告の準備もでき、久々の投稿です。
12月から1月にかけて、少しスリルのある、とてもやりがいのある伐採のご依頼をいただきました。
屋根にかかっている枝を、屋根に当たらないように短く吊り切りするために、なるべく先まで渡っていきます。リムウォークというそうですが、日本語だと「枝歩き」でしょうか。英語にするとなんだかカッコいいですね。
“特殊伐採:斜面の枯損木など その1” の続きを読む枯れた庭木の伐採(201906)
枯れてしまった庭木伐採のご依頼をいただきました。
下はコンクリートですが水を溜める井戸のような空間になっていて、絶対に壊すわけにはいかないので慎重に作業しました。
屋根や塀や他の庭木も近いです。
特殊伐採と庭木の整理
4月に高さ9mのカシノキの特殊伐採、庭木と竹藪の伐採、剪定のご依頼をいただきました。
かなり伸びすぎてしまい森のようです。
上下の写真で施工前後の違いを比較できます。左右にスライドしてご覧ください。
“特殊伐採と庭木の整理” の続きを読む特殊伐採:20メートル超えのムクノキ剪定
樹高約25メートルのムクノキと15メートルのヤブニッケイから、納屋とお墓に大量の落ち葉や木の実が落ちてくるとのことで、上空で枝を剪定しました。
今までのご依頼の中で一番大きい木で、ワクワク感が止まりません。ざっと見積もって、切り下ろす枝の合計重量が1トンを軽く超えます。下から見ていると、「あそこに登ってこことあそこをズバズバっと切って吊り下ろして、最短3日かな」なんて考えたのですが、始めてみると甘かったです。(笑) 枝にツルが絡まっていたり、枝どうしが重なっていたりして、予想以上に手間や小分けに切り下ろす回数が多くなりました。何より20メートルも昇ると下から見るより枝が太いですね。吊り下ろすときは絶対に引っかからないように慎重に作業しました。それでも一度だけ、吊り下ろす枝と隣の枝が絡みついたツルで繋がっていて、隣の枝をへし折って下りてきました。ヒヤリとしましたが一つ学習しましたので次に生かせます。林業現場人Vol.19を読むと、枝が何かに引っかかっていて危険な個所を「ウィドウ(未亡人)メーカー」というようです。
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