BCS510Tなどバッテリーチェンソー比較

バッテリーチェンソーを比較してみました。
マキタMUC204、やまびこエコーBCS510T、ハスクバーナT540iXPの3機種です。結論から言いますと、樹上でのトップハンドルバッテリーチェンソーはBCS510Tが一番軽くてパワーもかなりあって(MUCとT540iの中間くらいのパワーでしょうか)使いやすく一押しです。

ちなみに樹上伐採ではチェンソーを連続で使用することはあまりなく、頻繁にスイッチ(エンジン)をオン・オフするので、エンジン式よりもバッテリー式の方が始動が圧倒的に楽です。静かなので近所迷惑にもならず声も聴きやすく、排気ガス臭くもなく、混合燃料が不要なのもいいところです。欠点はエンジン式と比べると少し重いのとバッテリーの充電が必要なところでしょうか。


マキタのMUC204を最軽量トップハンドルバッテリーチェンソーとして何年か使用していましたが、地上で捌いてくれる妻の由香さん専用になってしまったので、共立のBCS510Tを1月に導入しました。BCS510Tのほうが少し軽いのに、パワーは圧倒的に上で、直径20cmくらいあっても止まらず切ってくれます。また軽いだけでなく、重量がより手元に集中している(慣性モーメントが小さい)感じで、取り回しが軽いです。あとMUCは切りくずがスプロケカバーの中にぎっしりとすぐ溜まってしまってソーチェンの抵抗になるのもストレスでした。

以前は直径12cmくらいからはハスクバーナのT540iXPガイドバー35cm(トップハンドル)をよく使っていましたが、今では20cmあたりまではBCS510Tで対応できるので、直径20~40cmあたりにはトップハンドルではなくリヤハンドルの540iXPもしくはBCS530でガイドバー40cmのほうが使い勝手がいいかもしれないと考えています。(それ以上の径になるとエンジンチェンソーを使用しています。)

3機ともにサムライガイドバーとソーチェンに交換していますが、MUC204とBCS510Tは刃が小さくなり切削抵抗が減ったので、切断スピードが上がり快適になりました。T540iXPは刃が小さくなるものの刃数が増えるのでどうかなと思いつつ交換してみたところ、切断スピードはほんの少し早くなったかなという程度ですが、過負荷による停止がほぼなくなり楽になりました。ノーマルのときは堅い木にちょっとでも押し付けるとすぐ停止していました。あとどの機種も切削抵抗が減った イコール 刃の摩耗も穏やかになったのか? 目立ての頻度が減ったように思いますが、記録していないので勘違いかもしれません。

使用している3機種と、エンジンチェンソーの実測重量表です。オイルは(CS43RSはガソリンも)満タンです。

2kg以上のものはモノタロウのはかりで、2kg未満はタニタのはかりで計量しました。
MUC204とBCS510Tの重量を比べると、本体+バッテリーは少しだけBCS510Tが軽いですが、本体のみだとBCS510Tが圧倒的に軽く、その分バッテリーの容量が大きく、体感としては1個のバッテリーで2倍くらい長い時間使える気がします。ただMUCのバッテリー(BL1860B)の方は数年使用しているので少し消耗しているかもしれません。

ついでにガイドバーに定規を当てて長さを測ってみました。

有効切断長は順に、16cm、22cm、33cm、47cm ほどです。
BCS510Tサムライガイドバーソーチェン、どちらもおススメです。北九チェンソーさんで購入しました。BCS510Tはまた次の春にエコーのバッテリーワンモアキャンペーンがあれば1個おまけで買えるかもしれません。T540iXPのガイドバーとソーチェンをサムライに交換する場合は、ピッチ1/4のスプロケットへの交換と、オイル漏れ防止のガイドバープレート追加が必要です。

CS43RSのガイドバーはオレゴンのスピードカット200TXLBK095にチェンテンショナー用の穴を自分で加工して使用しています。ソーチェンは主にハスクのSP33G078Eを、予備でオレゴンの95TXL078Eです。目立てが下手だったときにハスクの目立てゲージが便利だったので主にSP33Gを使うようになりました。CS43RSの純正ガイドバーは40cmか45cmなのですが、50cmに交換してもよく切れます。

傾いた16mの木を反対側へ伐倒@大崎上島町東野

傾いた高さ約16mの広葉樹を、手動ウインチで牽引して反対側へ伐倒しました。

向かって左側に傾いているのですが、左下には柑橘類が栽培されていて倒せません。反対の右側には傷むものがないので、こちらに引き起こして伐倒できれば早く済みます。右上にアンカーにできる樹があり、モーメント計算したら十分いけそうなので、手動ウインチ(スーパーチルS-7)で引っ張って伐倒することにしました。赤丸が伐採する木、青線が牽引ラインです。(普段チルホールと呼んでいるのですが、チルホールはカツヤマキカイの商品名なんですね。)

根元から3本に株立ちしているので、3回に分けて伐倒することに。

順番に伐倒していく前に、他の枝や幹に交差している枝はあらかじめ登って伐り下ろしました。1本目の根元付近は隣の幹と近すぎて切りづらいので、2本目の幹との間にスキマがある少し上に登って受け口と追い口を切りました。

1本目は重心が中央に近かったのでチルホールで20秒ほど引っ張ると倒せましたが、2本目は約1分半、3本目は約3分かかりました。チルホールのレバーを動かすのに力はそこまでいらなかったそうですが、ずっと動かすのに疲れたそうです。

1本目伐倒
2本目伐倒
3本目伐倒

3本目の切株です。途中でちぎれたりしないよう厚めのツルにしましたが、いい感じに引き起こせたと思います。

今回もトラブルなくイメージ通りに順調に進めることができました。
この度もご依頼いただき誠にありがとうございました!
動画も作成しましたのでご覧ください。

家屋横のスギなどの伐採@今治市大三島町

大三島へは、ときどきご依頼をいただいて仕事に行っているのですが、初のブログ投稿です。(筆不精な山木です。)

ちなみに大三島へは、大崎上島の木江天満港からカーフェリーで15分くらいで渡れます。大三島ブルーラインが「今治ー宗方(大三島)ー木江」間を1日に6便ほど運航しています。(この船がないと大三島へは本州か四国からしまなみ海道を渡って行かないといけません。)
近いので家族でもときどき遊びに行っていますが、大山祇(おおやまずみ)神社のクスノキの巨木たちは見ごたえがあります。境内で一番目立つ樹齢2600年の「乎知命(おちのみこと)御手植の楠」はもちろん、周囲に生えている高さ30mくらいありそうな樹勢のいいクスノキも大迫力です。神社から出てさらに奥に5~10分位歩くと、となりのトトロに出てきそうな幹の空洞の中を歩ける「生樹の御門」もあります。樹齢3000年らしいですが、元気そうな枝葉もついていました。

さて本題ですが、2022年1月に大三島町宗方でご近所の方からご紹介をいただき、家屋横のスギなどの伐採を行ないました。

ご依頼主さまの家屋、隣の建物、そして柑橘の樹に囲まれている、車の入れない場所に生えていました。
伐採木の処分もしたのですが、ご近所の方のご好意で近くに車を停めさせていただけたのでとても助かりました。

作業中の写真を撮っておらず、いきなり完了写真です。

今回も無事完了することができました。
ご依頼ならびにご紹介ありがとうございました!

家屋上空急斜面の支障木伐採@大崎上島町

大崎上島町役場様から、家屋横の急斜面から生えているクヌギの伐採のご依頼をいただき、2021年末に施工しました。根元が地上から10mくらいで、下には家屋と通信線や電線があり、ツタも多く絡んでいてなかなか手ごわそうです。

枝を吊り降ろすときにツタが絡んでいると降ろせなかったり、予期せぬ枝をへし折って落下させてしまうこともあるので、まずは絡まったツタを念入りに切り離していきます。枝先など手が届かない箇所はポールソーを伸ばして切ります。ポールソーはシルキーのフォレスター4.5mをよく使っています。しかし真上に向けて使うと切り進むにつれて枝が自重で傾いて、切り口にノコが挟まれて取れなくなりますので注意が必要です。それに気をつければ地上5mくらいの枝を切り落とせますのでDIY伐採にもおススメです。ちなみに重いですが6mまで伸びるものもあります。

屋根や電線に近い枝を降ろすのも大変でしたが、急斜面で太く重い幹を伐って吊り下ろすのも大変でした。

無事完了することができました。
この度もご依頼ありがとうございました!

お墓横の大木伐採@東広島市安芸津町

お墓の横の大木の伐採を、2021年の夏に安芸津町で行いました。
直径60cm、高さ21mのカシノキです。

隣の木の枝やツタが絡まっている箇所を、木に登って切っていきます。

最後は根元から伐倒して、無事完了しました。
ショートムービーを作ってみました。

この度もご依頼ありがとうございました!

御神木の伐採@高根島(瀬戸田町_尾道市)

尾道市瀬戸田町の高根島にある、高根八幡神社様の御神木の縮伐を、2021年9月から10月にかけて行いました。

赤線で囲ったあたりの、本殿上空にかかっている高さ15~20mのクスノキ、カシノキ、モチノキなど4本を低くしました。

今回一番緊張したのが、クスノキの大枝が横向きで先まで到達できず、長く重いまま吊り切りしたことです。推定400kg前後の大枝を地上でブレーキをかけて止めるので、つり合いの原理により、吊るポイントから下までの枝と幹にはそれ以上(角度によっては最大2倍=800kg前後)の荷重がかかります。枝を吊っているロープはビンと伸びて鉄棒のように固くなっていました。器具を固定しているロープも、仕方ないのですが荷重を受けて締まる際の摩擦熱で少し溶けていました。

9月後半でもまだ暑かったですが、樹の上は割と快適でした。

推定10トン分くらい伐り下ろしましたが、無事完了できて本当にほっとしました。

高根島の関係者の方々には大変お世話になりました。ご親切に他のお客様を紹介してもらった上に案内までしていただいたり、本当にありがとうございました。狭い道をスイスイと軽トラで進まれるM様の華麗なハンドルさばきが印象的でした。
高根島はレモンやネーブルやミカンなどの栽培が盛んで綺麗な畑があちこちに見えて、お会いする方たちも栽培されている方が多く、どこか楽しそうな充実されている感じがしました。

倒す場所のないヒノキの伐採(竹原市)

お屋敷とお墓と電線と手すりとブロック塀に囲まれて、根元からは切り倒すことができないヒノキ約10本の伐採を5月に竹原市で行いました。クレーンなども入れず、倒れる前に何とかしたいがどうしようかと思案されていたお客様も、当方の特殊伐採のチラシをご覧になったときに「まさにウチにぴったりだ!」と思われたそうです。

左の建物の奥に伐採するヒノキが生えています
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柿の木伐採@竹原市

竹原市のお客様から柿の木を短く伐採するご依頼をいただきました。
樹高は8メートルくらいですが、幹の太さは40センチありました。樹齢100年くらいとお伺いした気がしますが、詳細を忘れてしまいました。

周りの庭木と石垣や倉庫、根元の水道管に注意しながら少しづつ切り下ろしました。

樹高2メートルまで伐採しました。
処分まで含めて1日で完了することができました。
石垣などに当てたりせず無事におわり、お客様にも喜んでいただけてよかったです。
ご依頼ありがとうございました。